家の中のアルカリ性汚れにはクエン酸がおすすめ!クエン酸での掃除方法を解説

家の中のアルカリ性汚れにはクエン酸がおすすめ!クエン酸での掃除方法を解説

クエン酸はレモンなどの柑橘類や梅干しなどに含まれる酸味が特徴の成分です。そのクエン酸は、ナチュラルクリーニングにも使えるものとして注目されています。

無臭で酸性の性質であるクエン酸を使えば、家の中のアルカリ性汚れを中和して、キレイにすることができるのでおすすめです。

この記事では、クエン酸を活用したおすすめの掃除方法について解説します。家の中のアルカリ性汚れを落とすための参考にしてみてくださいね

 

 
 ▼ 目次

1 クエン酸について知ろう
  1-1 クエン酸とは
  1-2 クエン酸おすすめの使い

2 家の中にあるアルカリ性汚れとは
  2-1 水垢や石鹸カス
  2-2 トイレの尿石や黄ばみ
  2-3 魚の臭い
  2-4 クエン酸を使う時の注意点

3 無添加石鹸でおなじみ「ミヨシ」の
  ナチュラルクリーニング
  3-1 ミヨシの特徴
  3-2 ナチュクリシリーズの
      クエン酸

4 まとめ

 

【1】クエン酸について知ろう


1-1 クエン酸とは

クエン酸とは、柑橘系の果物などに含まれるすっぱい成分のことです。枸櫞(くえん)というレモンに似た果物に多く含まれていることが、名前の由来となっています。ちなみに枸櫞は日本でも九州南部で栽培されている果物です。

クエン酸がなぜナチュラルクリーニングで利用されているかというと、無臭で酸性の性質を持っているからです。酸性であるクエン酸を使うことで、家の中にあるアルカリ性の汚れを落とすことができます。

身近にある酸性のものというと、お酢が当てはまります。お酢を使ってもクエン酸と同等にアルカリ性の汚れを落とすことができます。しかし、お酢独特のニオイが気になる人も多いでしょう。クエン酸は無臭のため、ニオイを気にせずに掃除をすることが可能です。

クエン酸は揮発性がないので、掃除をしたところに酸の成分がそのまま残ります。酸の成分が残ることで、雑菌の繁殖を防いで、アルカリ性の汚れがつくことを防止することができます。

1-2 クエン酸おすすめの使い方

クエン酸は粉末のまま使用することもできますが、おすすめの使い方は水に溶かしてスプレーボトルに入れて使う方法です。クエン酸スプレーの作り方は以下の通りです。

  ①水100㎖に対して、
   クエン酸小さじ1/2杯を用意する
  ②スプレーボトルに水と
   クエン酸を入れる
  ③フタを閉めて、
   スプレーボトルを振る
  ④クエン酸が溶ければ完成

    掃除をしたい箇所にクエン酸スプレーを吹きかけ、拭き取るのが簡単でおすすめです。水は放置していると腐ってしまうので、クエン酸スプレーも1~2週間程度で使い切るのがおすすめです。水が腐ると菌が繁殖してしまい、逆に汚す原因となってしまうことがあります。

     

    【2】家の中にある
    アルカリ性汚れとは



    クエン酸はアルカリ性の汚れに強いと説明しましたが、家の中にあるアルカリ性の汚れとは具体的にどのようなものでしょうか?

    2-1 水垢や石鹸カス

    水垢や石鹸カスは、アルカリ性汚れの代表的な存在といえます。水垢は主に水道水のミネラル分が水分蒸発後に残ったもの。石鹸カスは石鹸成分がミネラルと反応して発生したものです。

    お風呂場の蛇口などに付着している水垢や石鹸カスは、中性洗剤などを使ってもなかなか落ちません。中性洗剤ではアルカリ性を中和できないためです。クエン酸を使ってアルカリ性を中和することで、楽に落とすことができるようになります。

    2-2 トイレの尿石や黄ばみ

    トイレに発生する尿石や黄ばみ汚れにもクエン酸がおすすめです。尿石は尿に含まれる成分がカルシウム化合物として付着したもので、頑固にこびりついてしまいます。ブラシや中性洗剤ではなかなか落ちませんので、クエン酸で中和して落としましょう。

    2-3 魚の臭い

    クエン酸は魚の臭い消しにもおすすめです。魚の生臭さの原因はトリメチルアミンというアルカリ性の成分です。まな板など魚臭さがついてしまったものにクエン酸水をスプレーすることで、生臭さを除去することができます。

    2-3 クエン酸を使う時の注意点

    クエン酸はナチュラルクリーニングにおすすめですが、以下の点には注意が必要です。

    • 塩素系漂白剤と併用しない
    • クエン酸の濃度に気を付ける
    • 鉄やセメント、大理石には使わない

    一番気を付けなければならないのが、塩素系漂白剤との併用です。酸性のクエン酸と塩素系漂白剤を混ぜてしまうと、有毒なガスが発生してしまいます。これが「まぜるな危険」の理由です。特に、カビ取り剤などを使うお風呂場でクエン酸を使う場合は気を付けましょう。

    【3】無添加石鹸でおなじみ
    「ミヨシ」の
      ナチュラルクリーニング

     

    3-1 ミヨシの特徴

    ミヨシは「ひとにやさしく、地球にやさしい製品」をモットーにした石鹸メーカーです。化学物質を含まない「無添加石鹸」にこだわっています。そんな無添加にこだわるミヨシからも、ナチュラルクリーニングで使えるクエン酸を販売しています。


    3-2 ナチュクリシリーズのクエン酸

    酸性のちからで汚れを分解し、中和して落とす、天然由来の洗浄剤であるクエン酸。特に水垢などのアルカリ性の汚れに効果的です。キッチンまわり、洗面所、バスルームなどの石鹸関連の汚れやトイレの黄ばみ落としなどにおすすめ。オンラインショップ限定のパッケージが新発売となりました。クエン酸の英語「Citric acid」の頭文字「C」が目印です。


    クエン酸 330g ¥495(税込)
     

     

    【4】まとめ

    クエン酸のお掃除方法などいかがでしたでしょうか?これから年末の大掃除で頭を抱えていらっしゃる方や、「ピカピカにするぞ!」と、ワクワクされている方も、アルカリ性汚れを中心とした「水垢や石鹸カス」「トイレの尿石や黄ばみ」「魚の臭い」に効果的なクエン酸を取り入れてみてはいかがでしょうか。

    ナチュラルクリーニングは、その他にも「重曹」や「酸素系漂白剤(過炭酸ナトリウム)」もあります。ナチュラルクリーニングのお掃除術をご紹介している「ミヨシ石鹸のお掃除手帳」が公開中ですので、是非こちらもご確認ください♪

     

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